「風信録」~卒業生からのメッセージ~ 

風信録2016 特別寄稿 「 Felicitation  de  Paris ‼︎ ~パリからおめでとう~」


 

第33回生の皆様、ご卒業おめでとうございます。

 

私は、4回生の石川 里美( 旧姓 菊地 )です。
先日、長女、雅も、母校泉松陵高校を卒業しました。
この日を晴れて迎えられました事、諸先生方、生徒の皆様、保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。


…と、言いますのも、私は、夫の仕事の関係で、現在フランスパリ近郊に在住しております。
長女は、親元を離れ、鶴が丘の義母宅からの3年間の通学となりました。

入学時は、慣れない部活動で大変だった様でした。
しかしながら、良い先生方、部活動の先輩、仲間、クラスメートに恵まれ、素晴らしい環境の3年間だったと思います。
姿は見れませんが、日々のメールなどのやり取りで、充実した高校生活が伝わって来ました。

ある日、同窓会のホームページを開くと、何と、29年前の3年1組 郷右近 惇先生のクラスメート佐々木君が同窓会長となっていました。

早速、問い合わせ先のアドレスにメールを送信。
卒業後、佐々木君とは会った事はありませんが、「お互いに覚えてるよ」という話になり、仙台とパリの距離感が大分縮まりました。

当時から勉強熱心で、元気な、応援団副団長でした。

 

昨年11月のパリ同時多発テロの時は、連絡をいただき、とても心強い限りでした。
日本を離れ、海外で暮らす私にとって、同級生とは本当に良いものです。

この度、親子二代での母校卒業を迎えることができました。

卒業式の3月1日には、長女から写真を送ってもらい、母として、かつて、松陵を卒業した同窓生として、1日中、喜びで胸が一杯でした。

 

卒業生の皆様、新生活は、夢と希望で一杯ですね。

本当に「若い」とは、羨ましいものですね。
母校で得た事を忘れる事なく、それぞれの場所へと旅立って行きましょう。

皆様、是非、同窓会でお会いしましょう。
29年間会ってない同級生同志は、さて、お互いに面影は残ってますか・・・

 

2016.3.2
石川 里美(四回生、3年1組)